もじゃもじゃ美容師の現場日記
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ウィッグチェック
2012.02/25 (Sat)
今日は朝から大掃除!たいして役にたってないですが、早起きは気持ちが良いです。そんな感じで実験、行きます!!
今回の実験ウィッグの履歴は・・・
①9レベルカラー
②クリームブリーチでリフトアップ
*前回ビビらせた場所は、切ってしまいました。
今回行う内容は・・・
従来の薬剤と、デビューした薬剤のチェックです。
そこに、弱酸性チオ(マルセルでも対談で出てきてますねぇ。)の有無やR-STの検証をもう一度徐々にしていきたいと思います。
今回は、タイムを同じにしてしまうと、全くかからないものも出てきそうなので、
デザイン的にいけるであろう状態でテストカールをしてみました。
巻いた状態
テストカールは、全てこの位で中間水洗しました。
中間水洗とクリープでこの位です。
■テスト条件■
◆クリープタイムなどはそれぞれ少し変えてみた。ダブル酸化です。
◆それぞれの薬剤で求めるウェーブを出しますので、1剤放置時間が異なります。
◆17ミリロッドを使用。
■各タイム一覧■
仕上がり写真左から・・・
薬剤A・・・pH9.2・チオ濃度?%・アルカリ度4.5ml(チオで一番強い剤)
タイム3分→中間水洗→十分だったので2液
薬剤B・・・pH9.2・システアミン濃度2.5%・アルカリ度5.?
タイム7分→中間水洗→蒸しタオル5分→水なんとなく2分→2液
薬剤C・・・pH8.8・チオ濃度?%・アルカリ度6.5ml(コレがこのメーカーの弱めのチオ)
タイム8分→中間水洗→蒸しタオル5分→水5分→2液
薬剤D・・・pH7.6・システアミン濃度2.5%・アルカリ度0.?%
タイム10分→中間水洗→蒸しタオル7分→水7分→2液
の、順番で並んでいます。
仕上がりはこちら
出来る限りカールを近づける努力はしてみましたが、薬剤C(仕上がり写真右から2番目)は以前からサロンでは取っていて、他の技術者は使用頻度高めなんですが、自分は使いにくくて仕方ない感じなんです・・・。しかもその結果がクリープパーマでも出てしまうとは・・・(x_x;)中間がなんだかおとなしい
今回のウィッグチェックを通して、確認できたことがたくさんあった。
クリープパーマ自体が、1剤のお土産でパーマをかけるので、流したからと言って無駄に時間を置いたり、熱を入れるのはやはり痛む。
必要最小限の還元や軟化を見極めるためには、非常に有効な手段なんだなぁ・・・と再確認しつつ、それぞれのスタイルや髪質にあったチャレンジ精神の無い(笑)薬剤選定やロッドの配列などにより保険をかける必要がある。
また、ホームカラー&シリコンを含むシャンプーなどの手触りに惑わされずに、しっかりと毛髪診断をしなければならないと、つくづく理解も出来ました。
1発で決め込むスタイルは、次回のスタイルチェンジで相当難易度が上がる場合が多い。
または不可能な事を可能な限り行うよりは、不可能な事を限りなく可能にするケアなどを、しっかりお客様にお伝えしなければ、出来るものも出来なくなるな・・・と、ウィッグにパーマをかけながら思いました。
今回かけたウィッグで、ウェーブの経過を検証したいと思います。
方法は、強くかかっているほうをノンシリコンシャンプー&シリコントリートメント(市販でよくあるタイプです。)で、弱いほうをDO-Sで繰り返してみようと思います。
結果は、また後日!!
では。

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