もじゃもじゃ美容師の現場日記
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薬剤を知ろう!!
2011.12/12 (Mon)
最近ますますさむくなってきましたねぇ・・・。どうも、高谷です(^_^)v
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うちのブログも食べ物ばかりなので・・・毛髪にまつわるお話をしようかなぁっと思います。
今回は縮毛矯正についてお話をしますね

くせっ毛には主に3種類あるといわれておりまして、
捻転毛 波状毛 球状毛 があります。
この中でも捻転毛(ぐりぐりの癖)は難しいとされておりますが、いずれも
きちんと見分けられれば、まっすぐになります

では、その見極め方を少し書いてみましょう。
①乾いている時は癖があまり無いが、ぬらすとうねるウネル

②乾いている時もウネルがぬらすと収まる

が、しかしメーカーによって内部に浸透するなどどと言う製品もありますので、システアミンが中に入るような物は、ものすごくpHが高い物=危険ですので、使用は控えたいのが美容師としての考え!??です。(個人的か・・・かも・・・。)使い方次第ですねぇ。
①②あわせ持った髪質の場合は、きちんと癖にあわせた塗り分けと薬剤選定が肝心になってきます。
*もちろん、ダメージにもあわせていきます。ダメージの無い健康毛は、S-S結合が多く、
ダメージ部はS-S結合が少ないためそれぞれにあったアルカリや薬剤のパワーを調合・調節していきます。アネックスでは、薬剤のパワーを数値化している為、適材適所の薬剤を塗り分けします。
外側、内側の親水・疎水・・・、現時点でも還元剤の捉え方がメーカーによって違うらしいので一概にいえないですよねぇ。ひっくり返すと、違う理論でも何とかなってる!??と言う事は、それほど還元剤の種類やどこに高価があると言うよりも、アルカリの調整と、還元スピードのコントロールを行うことが大事な気がします。
まとめると、余計に薬剤を反応させるのではなく、その薬剤の特徴を使いきる事も大切だけど、それよりも使っている美容師が使い方を変え、より良い仕上がりと、無理をしない安全な施術(時間をかけても結果を出す)お手入れを考えた仕事が出来る事が大切な気がします。
狙ったところに必要なだけで形を変えることがベストで、無理をしない施術が良い結果を生むハズ

話しはそれましたがそんな感じです。(どんな感じ??ってツッコミは無しで!)
さてさて、時折シリコンやアウトバストリートメント(洗い流さなくて良いトリートメント)による毛髪への皮膜のおかげで手触りは良くなりますが、どんどん皮膜が形成!?され、
風になびかない重たい髪の方が増えてきているように感じます。
また、そんなシリコンたちがパーマ剤やカラー剤の邪魔をする=強い薬が必要になる=薬剤にもシリコンが入ってくる=呼吸の出来ない髪=窒息死・・・

髪は風になびくものです。軽く・しなやかで・つやがあるのが理想ではないでしょうか?
お得情報としては、ドラッグストアーで購入するノンシリコンシャンプーよりも
お得で、シャンプーの機能をしっかりしてくれるシャンプーもお店にありますので、気になる方はご来店時お問い合わせください。デザインや香りにだまされてはイケマセン

ちなみに1リットルで\2,625です。
ノンシリコンシャンプーは、使いはじめからややきしみが出る場合もありますが、使用を続けると効果を体感出来ると思います。
この時、トリートメントもノンシリコンに変えることをお勧めします。
また、髪本来の美しさを追求すべく、うちのケミカル班(薬剤研究チーム)と共に
製品になる前の原料100%を入手予定です。(高価な物なので、決して社長に言ってはいけません・・・ブログミタラバレルカ。)
まっ、その辺はうまくやって一人でも多くのお客様に笑顔になっていただきましょう!
ねっ!ハマさん!ヒーハー!!
次回は、クリープパーマをお送り致します

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